Appleギフトカードの種類や使いみち
Appleギフトカードには大きく分けて「カードタイプ」「メールタイプ」があります。
Appleギフトカードの種類(タイプ)とその違い、特徴、クレジットカードで買えるのか等についてまとめましたので是非ご参考ください。
また、Appleギフトカードの使いみちや知っておいても損はないお得な情報についても触れてまいります。
カードタイプとメールタイプの違い
カードタイプのAppleギフトカードは、コンビニエンスストアや家電量販店で売られている(店頭のラックにかかっているプラスチック状のカード)ため、一度は目にしたことがあるという方が多いのではないでしょうか。
金額は3,000円・5,000円・10,000円・20,000円・バリアブル(1,500円~50,000円まで指定できる)で、原則として有効期限はありません。
手軽に購入できる点や安心感がある点はメリットですが、コンビニでは現金決済のみでの利用となっている上、現物を業者側に送付しなければならないため、現金化には不向きなタイプと言えます。
一方で、Appleの公式オンラインストアや楽天市場・Kiigo等のECサイトでは「メールタイプ(デジタルコード)」と呼ばれるAppleギフトカードを購入することができます。
購入後ギフト券番号が登録したメールアドレスに届きますので、当該情報を入力→残高をチャージすることでApple公式やその他コンテンツで使えるようになるという仕組みです。
もちろん、受取人を自身にすることも可能ですし、プレゼントとしてメッセージを添えて直接第三者に送ることも出来るため、幅広いシーンで活用されています。
金額が任意に指定できる点やクレジットカード決済が可能となっている点から、お手持ちのクレジットカードのショッピング枠を現金化したい時にお薦めのタイプです。
カードタイプ | メールタイプ | |
---|---|---|
購入先 | コンビニや量販店等 | 公式サイトやECサイト |
決済方法 | 現金 | クレジットカード |
譲渡方法 | 現物の引渡し | ギフト券番号を伝える |
有効期限 | 無し | 無し |
当然ですが、クレジットカード現金化を目的にしている場合はクレジットカード決済ができなければ意味がありませんので、カードタイプはおすすめできません。
また、メールタイプであればお店に行かなくてもスマホから24時間いつでも購入することができるため、24時間営業のサービスが多いAppleギフトカード買取とも相性が良いと言えます。
さらに、商品の授受が簡単という点もメールタイプの魅力です。
前述した通りメールタイプのAppleギフトカードは、購入者が登録したメールアドレスにギフト券の情報(番号)を自身のアカウントに登録する形で使用します。
そのため、メールタイプの場合は「当該ギフト券情報を教える」だけ譲渡が完了し、カードタイプに比べて手間がかかりません。(郵送だと2~3日かかる)
延いては振込スピードが速くなり、最短で数十分程度で振込まで完了するというケースもあります。
以上の理由から、クレジットカード現金化目的でAppleギフトカードを購入する場合は「メールタイプ」の一択であると言えるでしょう。
ビジネスタイプのAppleギフトカードも
Appleではビジネス向けのAppleギフトカードも販売しています。
「贈る、購入する、受け取る、引き換える」をキャッチコピーに、Appleギフトカードを販促ツールやスタッフの福利厚生(報奨の品や贈り物等)、顧客に渡す御礼の品等の利用方法を想定・推進しているようです。
一般的なAppleギフトカードと同様にカードタイプとメールタイプ(デジタルコード型)の2種類があり、もらった人は自身が購入したのと同じように利用することができます。
また、購入側には「まとめ買いができる」というメリットがあります。
公式サイトでデジタルコードのAppleギフトカードを複数購入する場合(例えば1万円が3枚欲しい等)、金額や送り先のメールアドレスを都度入力及び決済しなければなりませんが、ビジネス向けのAppleギフトカードであれば一回の請求で複数の購入が可能です。
さらに、デジタルコードはCSVファイルにて一括納品されますので、管理がしやすいというメリットもあります。
なお、Appleでは独自の法人向けローン(提携ローン会社との契約)を用意しておりますが、同ローンを利用してAppleギフトカードを購入することはできませんのでご注意ください。
Appleギフトカードの使いみち
まずはAppleギフトカードが使えるコンテンツを改めて確認してまいりましょう。
Appleが発売している電子機器や付属品(所謂「Apple製品」)、AppStoreで提供しているゲームまたは同ゲーム内で販売されている商品(課金)、音楽や映画等の購入がAppleギフトカードの主な使いみちです。
具体的に、各コンテンツによって以下の通り使途が異なります。
コンテンツ | 主な使いみち |
---|---|
Apple store | Apple製品、アクセサリの購入 |
App store | 有料アプリの購入や課金 |
iTunes Store | 音楽や映画の購入 |
Apple Books | 本や漫画の購入 |
iCloud | ストレージの追加購入など |
「iCloud」とは、各種データ(写真や連絡先、その他ファイル等)を自動で保存してくれるAppleのクラウドサービスのことです。
設定しておけば自動かつ定期的に保存される(バックアップデータを取っておける)ため、万が一iPhoneを紛失してしまっても、端末さえ用意すれば元通りに復元できます。
そのため登録をしているiPhoneユーザーも多いかと存じますが、無料で使える容量は5GBまでと、写真や動画等までを全てカバーするにはやや心もとない数字です。
そこで、無料分では足りないという方のために容量(ストレージ)追加購入プランが用意されており、料金は月額で「50GB・130円」「200GB・400円」「2TB・1,300円」「6TB・3,900円」「12TB・7,900円」(いずれも2024年6月時点)となっています。
同料金はAppleギフトカードで支払うこともできますので、もし使わないAppleギフトカードをお持ちでしたら同コンテンツに利用してみるのも一つの手ではないでしょうか。
Appleギフトで寄付はできるか
Apple社より条件(ペイメントプロバイダの連携、Apple Developer Programのメンバーシップ登録、アプリやWebサイトにApplePayが実装されていること等)を満たしていると判断された非営利団体は、ApplePayで寄付を受けることができます。
しかしながら、ApplePayへのチャージ方法はクレジットカードのみとなっており、Appleギフトカードで直接チャージすることはできません。
したがって、Appleギフトカードで直接的な金銭支援はできず、寄付をしたい場合は「AppleギフトカードでApple製品を購入し、物品を寄付する」「Appleギフトカードそのものを寄付する」という方法を採るしかないということになります。
Appleギフトカードを直接受け取っている非営利団体もありますが、寄付したい団体が取り扱っているかどうかはご自身で事前に調べておく必要があるでしょう。
もちろん、金銭での寄付に拘るのであれば、Appleギフトカード買取で現金化→直接金銭で寄付をするという方法もあります。
Amazonギフト券は直接寄付が可能
従来からAmazonではギフト券を使った寄付サービスを行っておりましたが、AmazonPayがAmazonギフト券で買えるようになったため、従来のAmazon公式寄付サービスに加えてAmazonPayを通じての寄付が可能となりました。
例えば、日本赤十字社では「Amazon.co.jpからの寄付」という形で寄付を受け付けており、Amazonギフト券→AmazonPayへのチャージ→寄付という流れで寄付ができます。
なお、Amazonの公式寄付サービスを利用するメリットとして「Amazonが責任を持って寄付してくれる」「Amazonの審査に通過した団体のみなので信頼性が高い」などが挙げられます。
さらに一部の団体への寄付は税制優遇措置の対象となっており、確定申告によって控除が受けられる可能性がありますので、しっかりとご確認の上で寄付先を選ぶと良いでしょう。
Amazonギフト券で寄付を行う場合の手順は以下の通りです。Amazonギフト券を使った寄付サービスは必ずAmazon公式アカウントにログインする必要があり、元々Amazonをやっていなかった方は新たにアカウントを作る手間が発生しますのでご注意ください。
- Amazonのアカウントへログイン
- Amazonギフト券を自分のアカウントへ反映させる
- 残高からAmazonPayを購入
- AmazonPay決済で寄付サービスに申込み
もちろん登録中のポイント全額を寄付する必要はなく、ほとんどの方がショッピング後に余った残高の一部を利用しています。(Amazonギフト券をアカウントへ登録する必要があるため、一部を寄付して一部を売却(換金)するような使い方はできません。)
「小額のAmazonギフト券(500円や1,000円など)を貰ったがAmazonで買いたい物がない」といったシーンでは、換金しても手数料で損をしてしまいますので、寄付を検討してみてはいかがでしょうか。
使いみちは大きく分けて3つ
上記の通り、Appleギフトカードの使いみちは大きく分けて以下の3つです。
- Appleの製品やコンテンツの購入
- Appleギフトカード買取で現金化
- 寄付する
使ってしまうのが最も無駄がありませんが、もしも手に入れたタイミングで欲しいものや使いたいコンテンツがなければ、ひとまず様子見という手もあります。(有効期限がないため)
なお、自身のアカウントに一度チャージしてしまうと原則として第三者への譲渡はできなくなってしまうため、使いみちを決めてからチャージへと進んだ方が良いでしょう。
どうしても使いみちが出てこない場合は、Appleギフトカード買取で現金に換えてしまうという方法がおすすめです。
Appleギフトカードが無駄になることは絶対にありませんので、状況に応じて賢く使用しましょう。